(重要)今年10月から定期接種になるB型肝炎ワクチンの注意点

2016年10月1日から、いよいよB型肝炎ワクチンの定期接種が始まります。対象は、今年4月1日以後に生まれたお子様です(残念ながら、3月31日以前に生まれたお子様は対象外です)。1歳になるまでの3回接種が定期接種として認められる、というのが現時点で決まっています。

そこで、現在、問題になっているのが、本来は生後2か月からB型肝炎ワクチン接種を受けることが推奨されているのに、10月の定期接種開始まで待った方がいいのかどうか、という点です。具体的には、例えば今年4月生まれのお子様の初回接種について、次の2通りのパターンがあります。(1)推奨どおり、2か月後の6月に受ける(この場合は任意接種ですので、料金が発生します)、(2)6か月後の10月1日以後に、定期接種として受ける(この場合は公費となり料金は無料です)。

これに関して、「日本周産期・新生児医学会」がコメントを出しているので、ご確認ください(リンクはこちら)。

 

結局、今年の4月~7月に生まれたお子様にとって、生後2か月で接種するか、10月まで待って接種するかは、保護者のご判断に委ねられる、となります。ただし、もし10月1日の定期接種化を待って受けられるのであれば、特に4月生まれの方は、10月の早い段階で受けるようにしてください。

では、定期接種の対象でない子どもは受けなくていいのかというと、決してそうではありません!このB型肝炎ワクチンは、すでに世界のほとんどの国(2014年時点でWHO加盟194国のうち185国・95%)で定期接種となっており、日本以外の世界中の子どもが当たり前のように受けているワクチンです。全ての子ども達にとって、必要かつ大切なワクチンであり、より低年齢で接種したほうが効果は高いとされていますが、例え小学生、中学生でも、決して遅いわけではないので、未接種のお子様は是非受けてください!