麻疹(はしか)が三重県で集団発生し今週に大阪府でも発症者が出る恐れ

(FNN PRIMEから:リンクはこちら)

三重県津市で行われた民間団体研修会に参加者した若者49人のうち30人が麻疹(はしか)にかかり、さらに二次感染が広がっています。これは、2016年8-9月に関西空港職員33人が発症したレベルに匹敵する集団感染です。また30人のワクチン歴は24人がゼロ、6人が1回と、ワクチン接種が不十分な団体であることが報告されています(リンクはこちら)。さらにこのうちの10代男性が、1月6日に大阪市内で行われたAKB握手会に参加していたとのことで、麻疹の感染拡大が危惧されています(この感染者の1月6日の移動経路が大阪市から報告されています:リンクはこちら)

 

麻疹の感染力は、インフルエンザの10倍とされ、最強レベルです。また麻疹の潜伏期間は10-12日のため、1月6日の握手会に参加した方(AKBメンバー含む)、京セラドーム界隈にいた方、往復で利用した電車内に乗り合わせた方、等が新たに麻疹を発症するのは1月18日~20日頃となります。今週には大阪府下で新たな麻疹発症の報告が予想され、また感染の広がりが他の地域でも報告される可能性があり、注意が必要です。麻疹を疑って医療機関受診を予定される方は、必ず事前に医療機関に電話してその旨を伝えてください。

 

一方で、麻疹ワクチン(またはMRワクチン)を2回接種していれば感染リスクはほぼゼロですので、これに該当する方は安心してください(麻疹を発症しやすいのは、近年の事例では、関西空港の集団発生含めて大部分が、世代的にワクチン接種が不十分だった20歳後半から40歳代の成人です)。

 

枚方市香里ケ丘の小児科 保坂小児クリニック