感染症情報2022年第30週

新型コロナウイルス感染症に関して(主に大阪府HP(リンク)枚方市HP(リンク)から)、直近1週間(7/29~8/4)の枚方市居住者の新規感染者は5885人(前週5819人)で、過去最高を更新しましたが、実際にはほぼ横ばいで、ようやくピークを迎えたようです。

 

大阪府全体のこの1週間(7/29~8/4)の新規感染者数は139,499人(前週139,565人)で、前週からわずかに減少し、こちらもようやくピークを越えたようです。今後の増減の指標となる「実効再生産数」(>1なら増加、<1なら減少)の直近の値(リンク)大阪府で1(東京1.03、全国1.07)で、この数字からもコロナ第7波がピーク局面に入ったと考えられます。しかし、しばらくは高止まりが続く可能性もあります。一方、現況下の重症者数は65人(前週46人)と前週比約1.4倍、1週間の新規死亡者は106人(前週64人)で前週比約1.6倍でした。こちらはいずれもまだ増加局面が続いており、8/3は1日あたり26人の死亡者が報告されるなど、当面は医療機関の逼迫状況が続きそうです。

 

その他の一般感染症について、「大阪府感染情報センター」報告から(7/25~7/31)、北河内地区において多いものは以下の順でした。

①RSウイルス感染症(141人)

②感染性胃腸炎(60人)

③手足口病(13人)

④ヘルパンギーナ(5人)・咽頭結膜熱(5人)

 

 過去最大の大流行中であるRSウイルス感染症はようやく減少し(196→141人)、峠を越えたようです。また、インフルエンザは、北河内地区で2人(前週6人)と減少し、大阪府全体でも57人(前週104人)と減少しており、このまま大きな流行なく一旦終息すると思われます。当院では、RSウイルス感染症は相変わらず多く、ヒトメタニューモウイルス感染症、手足口病、ヘルパンギーナが増加傾向です。東京では手足口病が一足早く大流行の兆しを見せており(リンク)、大阪でも大流行は時間の問題と思われます。

 

小児クリニックは当院含めてどこもたくさんの患者さんが殺到され、受診しにくい状況となっています。各種感染症の検査の特性上、発熱してすぐ受診されると検出感度が低いため、最低でも発熱から6時間以上、できれば1日様子見てからの受診を強くお勧めします(発熱から6時間以内は原則として各種感染症検査はしない方針です)。ご面倒をおかけしますが、ご高配のほどよろしくお願いします。

枚方市香里ケ丘の小児科 保坂小児クリニック