感染症情報2022年第44週

2022-11-10 感染症情報(新型コロナウイルス含む):更新しました

新型コロナウイルス感染症に関して(主に大阪府HP(リンク)から)、大阪府全体のこの1週間(11/4~11/10)の新規感染者数は22,774人(前週20,155人)で、前週から約1割の増加でした。前々週から前週は約2割の増加であり、増加ペースはやや頭うちのようです。今後の増減の指標となる「実効再生産数」(>1なら増加、<1なら減少)の直近の値(リンク)大阪府で1.15(東京1.33、全国1.25)で、前週とほぼ同レベルです。北海道では、既に第7波を上回る1日感染者数となっており、大阪含めた他の地域でも「第8波」による感染者数の増加は確実と思われます。現況下の重症者数は24人(前週22人)、1週間の新規死亡者は22人(前週29人)でした。

 

その他の一般感染症について、「大阪府感染情報センター」報告から(10/31~11/6)、北河内地区において多いものは以下の順でした。

①感染性胃腸炎(48人)

②手足口病(33人)

③ヘルパンギーナ(25人)

④突発性発疹(10人)

 

上位の顔ぶれは変わらず、人数的にも大きく増減した疾患はありませんでした。

インフルエンザは、この1週間で、大阪府全体では107人の報告があり、前週比4倍強(24→107人)と急増しています。地域的には、堺市28人(前週1人)、大阪市南部18人(前週3人)、泉州14人(前週0人)が多く、北河内地区ではまだ3人(前週4人)ですが、今後、この地域でも増加する可能性が高いと思われます。コロナとインフルエンザの同時流行が現実味を帯びてきています。

 

当院の状況ですが、先週1週間で20人超と急増した新型コロナは、今週に入るとまだ3人で、まだ落ち着いた状況です。一方、発熱や咳嗽が5日程度続くといった、RSやヒトメタウイルスとよく似た症状の気管支炎の児が増えており、ヒトメタが落ち着いた後の新たな流行となっているようです。インフルエンザは、先週末に、当院3季ぶりの陽性例がありましたが、今週に入ると新たな陽性例はなく、近隣でも流行の話はまだないです。