2023-03-16 感染症情報(新型コロナウイルス含む):更新しました
新型コロナウイルス感染症に関して(主に大阪府HP(リンク)から)、大阪府全体のこの1週間(3/10~3/16)の新規感染者数は3,126人(前週3,798人)で、前週比約2割減でした。今後の増減の指標となる「実効再生産数」(>1なら増加、<1なら減少)の直近の値(リンク)は大阪府で0.87(東京0.96、全国0.87)で、第8波は収束状況にあります。現況下の重症者数は15人(前週15人)、1週間の新規死亡者は26人(前週31人)で、いずれも減少傾向が進んでいます。
その他の一般感染症について、「大阪府感染情報センター」の報告から(3/6~3/12)、北河内地区の定点医療機関から報告数の多いものは以下の順でした。
①感染性胃腸炎
②RSウイルス感染症
③溶連菌感染症
④突発性発疹
RSウイルス感染症が前週から倍増し、大阪府から注意喚起が発出されました(リンク)。インフルエンザは、大阪府全体では収束にむかっているものの、北河内地区では定点当たり12.93人とまだ注意報レベル(定点当たり10人)にあり、減少スピードは府内で最も遅いようです。
当院の状況ですが、今週3/13月曜~2/16木曜まで、新型コロナ0人(前週4人)、インフルエンザA型2人(前週15人),RSウイルス感染症3人(前週7人)で、コロナ、インフル、RSすべて前週より減少しました。