2023-05-18 感染症情報(新型コロナウイルス含む):更新しました
新型コロナウイルス感染症が5月8日から「5類感染症」となり、1週間単位での報告数となりました。大阪府の「新型コロナウイルス感染症」HP(リンク)によると、1週間(5/8~5/14)の定点から報告数は515人でした。これは、全医療機関ではなく、定点医療機関からの限られた報告数であり、あくまで流行の推移を見るためのものとなります。
その他の一般感染症について、「大阪府感染情報センター」の報告から(5/8~5/14)、北河内地区の定点医療機関から報告数の多いものは以下の順でした。
①感染性胃腸炎
②RSウイルス感染症
③溶連菌感染症
前週がGW期間中だったため今週は全体の報告数が約1.5倍となりました(206→329人)。個別の感染症もそれに合わせて増加していますが、RSウイルス感染症は減少に転じており(73→69人)、今回の流行がピークを越えたようです。一方、溶連菌感染症は、約2倍となり(27→52人)、一般感染症を上回る増加となっています。手足口病、ヘルパンギーナについては、まだ大きな変化は現れていません。
当院の状況ですが、今週5/15月曜~5/18木曜までで、RSウイルス感染症6人(前週8人)、溶連菌感染症1人(前週4人)、新型コロナ0人(前週0人)でした。近隣の一部の保育所では、アデノウイルス感染症の流行もみられています。