感染症情報2023年第36週

2023-09-14 感染症情報:更新しました

今週の、「大阪府感染情報センター」の報告から(9/4~9/10)、北河内地区の定点医療機関から報告数の多いものは以下の順でした。

①咽頭結膜熱 ②溶連菌感染症 ③感染性胃腸炎 ④手足口病

 

前週から急増し始めた咽頭結膜熱が、トップになりました。また手足口病も引き続きランクインしています。ただし、報告数は、咽頭結膜熱(82→88人)、手足口病(15→16人)いずれも、小幅な増加でした。

また、インフルエンザは、4週連続の増加で、前週から約1.5倍(125→193人)となり、ハイペースで流行が拡大しています。一方、新型コロナは横ばいレベルですが(648→651人)、高水準を維持しています。市内の小中学校のインフルエンザや新型コロナによる学級閉鎖も前週からさらに拡大しています。

大阪府から、本日9月14日付で、インフルエンザ(リンク)咽頭結膜熱(リンク)に関する解説と注意喚起情報がアップされています。

 

当院の状況ですが、今週9/11月曜~9/14木曜までで、ヒトメタニューモウイルス感染症12人、アデノウイルス感染症11人(咽頭結膜熱含む)、新型コロナ8人、溶連菌感染症8人、インフルエンザA型1人、でした。アデノウイルス感染症が新たに増加しています。