感染症情報2025年第3週

2025-01-23 感染症情報:更新しました

今週の、「大阪府感染情報センター」の報告から(1/13~1/19)、北河内地区の定点医療機関から報告数の多い一般感染症(インフルエンザ・コロナ含まず)は以下の順でした。

①感染性胃腸炎 ②RSウイルス感染症 ③溶連菌感染症

 

一般感染症の上位では感染性胃腸炎の増加が前週比25%増(94→117人)と目立っています。またRSウイルス感染症が2位となり、じわじわと増加しています。

 

一方インフルエンザは、前週から5割以上減少しており(1153→530人)、一旦収束に向かっています。市内の学級閉鎖もちらほらといったレベルで、増加の兆候は見られません。一方コロナは増加トレンドが継続しており(186→211人)、コロナによる市内の学級閉鎖も1件あったようです。

 

当院の状況は、今週1/20月~1/23木までで、感染性胃腸炎24人、インフルエンザA11人、溶連菌感染症5人、新型コロナ4人、RSウイルス感染症2人、ヒトメタウイルス感染症2人、アデノデノウイルス感染症1人、でした。地域でも胃腸炎が増えてきています。