2021/01/06
現在、全国的に新型コロナ第3波が広がっています。今回は枚方市における11~12月の新型コロナウイルス感染状況を調べました。参考資料は、大阪府HP(リンク)、および枚方市HP(リンク)の情報です。ただし、11月16日以後、大阪府による集計・発表形式が変更され、市毎の性別や年代の情報が報告されなくなったため、これまでと一部分析の視点が異なります。...
2021/01/05
あけましておめでとうございます。本日1月5日より、令和2年度の診療よび病児保育を開始しました。新型コロナウイルスのまん延が続きまだ先は見通せない状況ですが、こんな時だからこそ、これまで以上によりよい小児医療を提供できるよう、スタッフ一同全力で頑張る所存ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます。...
2020/11/23
園医をしている香里幼稚園(寝屋川市)の園児から、今年も勤労感謝の日に合わせて、手作りメッセージレターをいただきました! 一生懸命、絵と言葉で表現してくれて、すっごく心あたたまりました。感謝と応援のメッセージ、そのままお返しします💛...
2020/11/20
インフルエンザ予防接種の予約について、先日、ウェブ予約枠を終了させていただきましたが、他の枠も一杯となりましたので、窓口及び電話での新規の予約受付を終了とさせていただきます。...
2020/11/01
枚方市内における8~10月の新型コロナウイルス感染状況を調べ、併せて、過去2回の分析結果(リンク1:3~5月分)(リンク2:6~7月分)と比較しました。参考資料は、大阪府HP(リンク)、および枚方市HP(リンク)の情報です。...
2020/10/28
子宮頸がんワクチン(以下HPVワクチン)は、定期接種としては小学6年生~高校1年生までの女子を対象とし、3回の接種が必要で、一般には1回目から最終3回目まで6ヵ月を要するとされていますが、間に合わない場合のルールがあり、1回目から2回目が1か月以上、2回目から3回目までが3カ月以上空ければよい、と添付文書に明記されています(リンク:「用法・用量に関する接種上の注意」参照)。そうすると、今年11月中に接種すれば、2回目を12月、3回目を3月に接種することで、全て無料で受けることができます(枚方市に確認済)。高校2年生以後もこのワクチンは接種可能ですが(最新の研究によると、30歳までに接種すれば十分な子宮頸がん予防効果があったとされています:リンクはこちら)、残念ながら無料の定期接種ではなく、自費のワクチンになります(しかもかなり高額です)ので、是非無料接種ができる期間内に3回接種を完了していただきたいと思います。このワクチンを受けずして、子宮頸がんを発症してしまったら、後悔してもしきれない、のではないでしょうか。 子宮頸がんは、毎年、日本人女性の約1万人が発症し、うち約3千人が亡くなられる病気です。そして、患者さんの多くが20代~40代であり、ほとんどの場合は子宮を摘出する手術が必要になるため、たとえ生きることができたとしても、出産をあきらめなければならない、という大変つらい病気です。一方で、子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルスというウイルス感染から発症することが知られており(同ウイルスを発見し子宮頸がんとの関連を指摘したハウゼン博士は2008年ノーベル医学生理学賞を受賞)、このウイルス感染を予防するHPVワクチンが開発されました。その医学的重要性から、現在世界の80か国以上で、HPVワクチンの公費助成がされています。そして日本でも、HPVワクチンは2010年11月から公費対象となり、2012年には接種率67%に達しましたが、2013年6月に「積極的な推奨の差し控え」という措置が取られてから、現在は、接種率が1%以下となってしまいました。 当院HPのコラムでも、過去何度もHPVワクチンについて取り上げてきました。そして最近でも、HPVワクチンの必要性、重要性、安全性を指摘する医学界からの発表が相次いでいます。例えば、国の「積極的な推奨の差し控え」により、ほとんど接種する児がいなくなった2000~2003年生まれの日本女性では、子宮頸がんの発症者17,000人、死者4,000人の増加が見込まれる、とする衝撃的な推計を、今月、大阪大学のグループが発表しています(リンク)。これら多くの、HPVワクチンを支持する医学界からの声は、残念ながら国内の新聞やテレビで積極的に報道されないため、未だ多くの人が、このワクチンを怖いワクチンだと誤解していたり、定期接種ワクチンであることを知らなかったりしているのが実情です。こんな悲劇的状況が、漫然と続いているのです。 このような状況に大きな危機感をもった医学会や地方自治体は、それぞれのHPで、HPVワクチンの情報を発信し、また厚生労働省も最近になりHPVワクチンの情報を更新しています。その一部を以下にリストアップしたので、これらのサイトを是非参考にしていただいて、お子様のHPVワクチン接種について、検討していただきたいと思います。 日本産婦人科学会HPから(リンク) 岡山県HPから(リンク) 厚生労働省HPから(リンク) HPVワクチンを広めるクラウドファウンディングの解説記事(リンク:募金自体は終了しています) 今回は、高校1年女子の方とその親の方を特に意識した内容としましたが、もちろん、HPVワクチン定期接種の対象である小学6年~中学3年女子の方にも、早めに接種することをお勧めします。当院では、2020年1月以後、10人の方にHPVワクチンを接種していますが、まだまだ大変少ない状況と感じています。一人でも多くの方が、このワクチンを正しく理解して接種受けていただくことを、強く望んでいます。 枚方市香里ケ丘の小児科 保坂小児クリニック
2020/10/22
枚方市民1人1人に配布された、コロナ対策店応援クーポン券(500円分x6枚)が、当院でも利用可能となりました(10月23日から)。窓口での支払い(診療の窓口自己負担分、病児保育利用料、インフルエンザワクチンなど自費の予防接種、入園入所時健診費用、など)でご使用できます。注意点は、 (1)おつりは出ませんので500円未満の支払いには利用できません。...
2020/10/01
新型コロナウイルスの影響により、当初9月末までとされていた、個別のクリニックでの4か月児健康診査が、来年3月までに延長されています(リンク)。対象児には、生後4か月を迎える月の上旬頃に、市からの案内が送られます。お子様の発達発育をチェックする上でとても大切な健診となりますので、該当する方は、当院までご連絡ください。...
2020/09/13
来月10月からワクチンの規則が2点、変更になります。 ①令和2年8月1日生まれ以後の児より、ロタウイルスワクチンが10月1日から定期接種(無料)になります(7月末までに生まれた方は、残念ながら対象外です:例えばロタワクチン1回目が9月で2回目を10月に、という方は対象外になります)。...
2020/08/19
予防接種や健診で受診された際に、離乳食の相談を受けることがあります。その中で、食物アレルギーで最も多いとされる卵のアレルギーを心配して、①赤ちゃんの卵を食べる時期を遅らせる、②ママさん自身が卵を食べるのをやめる、③念のためのアレルギーの血液検査を希望する、といったケースを少なからず見かけますが、近年は、これらはいずれも不要であることが明らかとなり、むしろ有害であるとも言われています。 厚生労働省からの「授乳・離乳の支援ガイド」が去年(2019年)、12年ぶりに改定されました(リンク)。これは、妊産婦や子どもに関わる医療従事者向けのものであり、いわば、一般の方への離乳食指導を行う際の公式な指針です。そして、今回の改定で大きく加筆修正されたポイントの1つが、食物アレルギーに関する記述です。 まず、①に関して、「特定の食物の摂取開始を遅らせても、食物アレルギーの予防効果があるという科学的根拠はない」(p33)ことが明記されています。そして、「離乳の進め方の目安」の表(p34、コラム内に添付)に、卵の開始時期について記載があり、離乳初期(生後5~6か月頃)に、「つぶしがゆから始める~慣れてきたら~つぶした豆腐・白身魚・卵黄等を試してみる」と、あります。標準的には、5か月からつぶしがゆで離乳食を開始し慣れてきた後になるので、生後6か月頃が、卵黄の開始時期となります。その際、大切なのは、「固ゆでした卵黄」(p32)、すなわち十分に加熱したゆで卵の卵黄を取り出して使用する点です。その理由は、卵黄より卵白の方がアレルギーを起こしやすく、卵白を後回しにする必要があるためです。そして、開始時の1日量の目安は、「離乳食用のスプーンで1さじ」です(p32)。そして、ゆっくりと、「子どもの様子を見ながら量を増やして」(p32)いきます。その後の目安は、生後7~8か月で卵黄1個程度、卵黄で問題なければ卵白も開始して全卵(卵黄+卵白)1/3程度、生後9~11か月で全卵1/2程度、1歳頃で全卵1/2~2/3程度、と記載されています(p34)。 以上のように、現在の離乳食指導では、なるべく早く食べ始めて慣れさせた方が食物アレルギーの予防によい、とする考えが標準となったのですが、実は、それに関する国内外の研究が進んだのは、わずかここ5年程度のことで、その代表的な研究の1つが、2016年の日本の国立成育医療研究センターからのものです(リンク)。生後6か月から少量の卵成分を食べ始めた児の1歳時点の卵アレルギー発症率は、食べなかった児の8割も少なかった、との結果から、「離乳期早期の鶏卵摂取は鶏卵アレルギー発症を予防」する、逆に卵成分の摂取が遅いと、アレルギーのリスクが高まると結論付けられたのです。そして、この発表は、当時大きく報道され、離乳食の考え方を大きく変えるきっかけになりました。 また、②に関しては、「妊娠及び授乳中の母親が特定の食品やサプリメントを過剰に摂取したり、避けたりすることに関する効果は示されていない」「子どものアレルギー疾患予防のために、母親の食事は特定の食品を極端に避けたり、過剰に摂取する必要はない」と明記されています(p19)。妊婦さんや授乳中のママさんがアレルギーを心配して卵などを避ける必要は全くないのです。逆に一部の食品を避け続けることで、母体の栄養バランスや体調・ストレスへの影響が危惧されます。 そして、③に関しても、今回のガイドには、離乳食開始にあたっての血液検査の必要性についての記載は一切ありません。実は、アレルギーの血液検査は、あてにならないことが多いのです。例えば、厚生労働省が昨年度発行した「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン2019」(リンク、PDFファイル)では、「血液や皮膚の検査結果だけで食物アレルギーを正しく診断することはできません。IgE 抗体検査が陽性であっても、実際はその食品を食べられる子どもが多いのも事実です。」と明記されています(p31)。「離乳食開始前の念のための血液検査」は不要な採血であり、逆に本当はアレルギーでもないのに除去されてしまう危険性がある、との指摘もあります(小児科オンラインから、リンクはこちら)。そして、本来必要な栄養がとれなくなるだけでなく、アレルギーでもないのに除去を長期間続けてしまうことで、逆に本当にアレルギーになってしまうこともわかってきたのです。 「授乳・離乳の支援ガイド 2019年版」が発表されて以後、他の離乳食関連の一般書物や解説記事も、一斉に内容の変更が進んでいます。もしお手元にある、離乳食に関する書物が2018年以前のものであれば、内容が古い可能性があり、注意が必要です。離乳食とアレルギーに関する考え方は近年大きく変化しているので、解説記事はなるべく最新のものを参照するようにしましょう。 最後に、離乳食と食物アレルギーの関係についての参考記事を2つ、紹介しておきます。 FNNプライムオンライン:母さんが心配する赤ちゃんの卵アレルギー…早い時期から食べた方が予防できることが判明(リンク) 朝日新聞デジタル:卵や乳製品はいつから? 離乳食の進め方、国の指針改定(リンク) 枚方市香里ケ丘の小児科 保坂小児クリニック

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