感染症情報(新型コロナウイルス含む)

毎週木曜更新:お休み時は除きます

2023-12-07 感染症情報:更新しました

今週の、「大阪府感染情報センター」の報告から(11/27~12/3)、北河内地区の定点医療機関から報告数の多いものは以下の順でした。

①溶連菌感染症 ②咽頭結膜熱 ③感染性胃腸炎

 

今回トップの溶連菌感染症は、咽頭結膜熱と共に、過去最大級の流行状況が続いています。(リンク)。

 

インフルエンザもこの2か月程度は増加が続いていましたが、今回久々に減少となりました(1044→871人)。しかし、まだピークを越えたとみるのは早計かと考えています。他府県では警報レベル超の流行となっているところが多くなっているのに、大阪府ではまだそこまで達していないため、今後まだまだ増えるのではと予想しています。

 

当院の状況ですが、今週12/4月曜~12/7木曜までで、インフルエンザA型13人、溶連菌感染症10人、感染性胃腸炎10人、アデノウイルス感染症(咽頭結膜熱含む)8人、新型コロナ1人、でした。


2023-11-30 感染症情報:更新しました

今週の、「大阪府感染情報センター」の報告から(11/20~11/26)、北河内地区の定点医療機関から報告数の多いものは以下の順でした。

①感染性胃腸炎 ②咽頭結膜熱 ③溶連菌感染症

 

咽頭結膜熱がようやく峠を越え、感染性胃腸炎がトップになりました。今回は一日祝日があり(11/23)、一般感染症全体として報告数は前週より減少しましたが、そんな中でも、感染性胃腸炎は前週比3割近くの増加となり(103→131人)、当面は流行が拡大すると思われます。

 

インフルエンザも増加が続いており(827→1044人)、北河内地区の定点当たり報告数が25超となり、警報レベルの30に近づいています。

 

当院の状況ですが、今週11/27月曜~11/30木曜までで、アデノウイルス感染症(咽頭結膜熱含む)19人、インフルエンザA型14人、溶連菌感染症7人、新型コロナ2人、でした。


2023-11-16 感染症情報:更新しました

今週の、「大阪府感染情報センター」の報告から(11/6~11/12)、北河内地区の定点医療機関から報告数の多いものは以下の順でした。

①咽頭結膜熱 ②溶連菌感染症 ③感染性胃腸炎

 

上位の顔ぶれは代わりませんが、大阪府全体では、溶連菌感染症がトップで過去10年で最高となったとのことで、今後北河内地区にもその流れが波及する可能性があります。

インフルエンザは前週から横ばい(468→473人)でした。大阪府全体でも前週から少し減少となり(4046→3883人)、現在がピークなのかも?です。

 

当院の状況ですが、今週11/13月曜~11/15水曜までで(11/16は休診)、インフルエンザA型12人、アデノウイルス感染症(咽頭結膜熱含む)7人、溶連菌感染症2人、新型コロナ1人、ヒトメタニューモウイルス感染症0人、でした。