感染症情報(新型コロナウイルス含む)

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2021-04-08 感染症情報(新型コロナウイルス含む):更新しました

新型コロナウイルス感染症に関して(主に大阪府HP(リンク)枚方市HP(リンク)から)、直近1週間(4/2~4/8)の枚方市居住者の新規感染者は154人で、先週の81人から倍近く急増しました。1週間の感染者数が150人を上回るのは、1月下旬以来ですが、急増ぶりはすさまじく、1日あたり感染者数も4月6日に34人と、1月19日の35人に次ぐ記録となりました。一方死者数は今回1人(前週は0人)でした。公表されている子ども(中学生以下)の新規感染者は7人(私立保育園児1人、小学生4人、中学生2人)と前週の3人から倍以上となりました。いずれも園内や学校内における濃厚接触者はなしとのことで、他の子どもへの感染の広がりはありません。これまでの例からも、枚方市内の保育園・幼稚園・小中学校においては、子どもの感染者はほぼ親からの家庭内感染と考えられており、園や学校の現場において子ども同士が感染することはほぼない、とされています。

 

大阪府全体のこの1週間(3/26~4/1)の新規感染者数は、+4714人で、前週(+2869人)の1.6倍で、この4週間は激しい急増ぶりです(544→764→1201→2869→4714人)。一方この1週間の死者数は18人で、前週の12人から1.5倍となり増加モードに入ったようです。感染者数の急増から3週遅れて死者数の急増が始まっており、過去の波と同様に、今後死者数も激増することが確実です。今後の増減の指標となる「実効再生産数」(>1なら増加、<1なら減少)の直近の値は大阪1.5(前週1.8)で、ようやく減少に転じましたが依然高い値であり、当面は、感染者数および死者数の増加が続くと思われます。大阪ではまん延防止等重点措置、医療非常事態宣言が出されており、過去最大の危機を迎えています。春先の各種イベントは原則中止とし、昼夜問わず外出や会食を避け、家庭内含めて、屋内外で会話を控え、会話時はマスクを装着、そして3密回避と手洗い励行を徹底しましょう。

 

その他の一般感染症について、「大阪府感染症情報センター」の報告から(3/29~4/4)、北河内地区において多いものは以下の順です。

①RSウイルス感染症 ②感染性胃腸炎 ③溶連菌感染症 ④突発性発疹

 

増加傾向が続くRSウイルス感染症が今週ついにトップとなりました。当院近隣の保育園でも流行が続いています。今週は、その他に、4月から保育園にデビューしたお子様が発熱したり鼻水を出したりして受診するケースが増えてきています。生まれて初めて熱を出した、という例も結構あるのですが、集団生活を始めると、2,3カ月は、体調をくずしやすいことを知っておいていただきたいと思います。体調が良くなって登園を再開すればまたすぐに体調を崩す、といったことを繰り返しながら、子供はたくましく成長していくんですよ、とよく外来でお話させていただいております。


2021-04-01 感染症情報(新型コロナウイルス含む):更新しました

新型コロナウイルス感染症に関して(主に大阪府HP(リンク)枚方市HP(リンク)から)、直近1週間(3/26~4/1)の枚方市居住者の新規感染者は81人で、先週の35人から2.3倍と急増しています。一方死者数は今回0人(前週は1人)でした。公表されている子ども(中学生以下)の新規感染者は3人(小学生2人、中学生1人)で、いずれも学校内における濃厚接触者はなしとのことで、他の子どもへの感染の広がりはなさそうです。

 

大阪府全体のこの1週間(3/26~4/1)の新規感染者数は、+2869人で、前週(+1201人)の2.4倍でした。3週連続で急増しこの間で5倍以上となりました(544→764→1201→2869人)。一方この1週間の死者数は12人で、前週の11人からまだ横ばいですが、大阪府のグラフからすでに重症者数は急増しており(リンクはこちら)今後死者数も大幅に増加するのは確実です。今後の増減の指標となる「実効再生産数」(>1なら増加、<1なら減少)の直近の値は大阪1.8(前週1.34)、全国1.28(前週1.13)となり、大阪府では第3波時のピーク1.64を既に超えており、第3波をはるかに超える感染者数となりそうです自分や家族を守るために、春先の各種イベントはできる限り縮小あるいは中止とし、昼夜問わず外出や会食を避け、家庭内含めて、屋内外で会話を控え、会話時はマスクを装着、そして3密回避と手洗い励行を徹底しましょう。

 

その他の一般感染症について、「大阪府感染症情報センター」の報告から(3/22~3/28)、北河内地区において多いものは以下の順です。

①感染性胃腸炎 ②RSウイルス感染症 ③溶連菌感染症 ④突発性発疹(前週と同じ)

 

北河内地区でこの2週間に約7倍(7→21→50例)と急増していたRSウイルス感染症は、今週56例と増加に鈍化傾向が見られます。当院周囲の保育園児でも多くなっています。インフルエンザは北河内地区でゼロ、大阪府全体でもわずか2例です。


2021-03-25 感染症情報(新型コロナウイルス含む):更新しました

新型コロナウイルス感染症に関して(主に大阪府HP(リンク)枚方市HP(リンク)から)、直近1週間(3/19~3/25)の枚方市居住者の新規感染者は35人で、先週の32人から微増でした。一方死者数は今回1人(前週は2人)でした。公表されている子ども(中学生以下)の新規感染者は2人(私立保育園園児と小学生)でした。園および小学校における濃厚接触者はなしとのことで、他児への感染の広がりはなさそうです。

 

大阪府全体のこの1週間(3/19~3/25)の新規感染者数は、+1201人で、前週(+764人)の1.5倍と、2週続けての急増となりました(544→764→1201人)。一方この1週間の死者数は11人で、前週の15人から減少しました。1月下旬のピークから、死者数は約2か月間、減少傾向を維持していますが、感染者数の急増がはっきりしているため、今後死者数も増加に転じるのは確実です。今後の増減の指標となる「実効再生産数」(>1なら増加、<1なら減少)の直近の値は大阪1.34(前週1.22)、全国1.13(前週1.07)と、どんどん悪化しており、残念ながら間違いなく、第4波とも言える感染再拡大局面を迎えています。自分や家族を守るために、春先の各種イベントはできる限り縮小あるいは中止とし、昼夜問わず外出や会食を避け、家庭内含めて、屋内外で会話を控え、会話時はマスクを装着、そして3密回避と手洗い励行を徹底しましょう。

 

その他の一般感染症について、「大阪府感染症情報センター」の報告から(3/15~3/21)、北河内地区において多いものは以下の順です。

①感染性胃腸炎 ②RSウイルス感染症 ③溶連菌感染症 ④突発性発疹

 

前週、北河内地区で急増モードに入ったRSウイルス感染症は、今回も2倍以上に増えました(21→50例)。RSウイルス感染症の急増を受けて、大阪府感染症情報センターが注意報を発出しています(リンクはこちら)。RSウイルスは、1歳前後の乳幼児に気管支炎・肺炎を起こすウイルスで、一般的には発熱とひどい咳が5日程度続き、重症化すると呼吸困難によりしばしば入院を要します。子どもにとっては、無症状かせいぜい軽症ですむ新型コロナウイルスよりも、RSウイルスの方がやっかいなウイルスですので、注意しましょう。インフルエンザは北河内地区でゼロ、大阪府全体でもわずか1例で、流行の気配は全くありません。