感染症情報(新型コロナウイルス含む)

毎週木曜更新:お休み時は除きます

2024-03-14 感染症情報:更新しました

今週の、「大阪府感染情報センター」の報告から(3/4~3/10)、北河内地区の定点医療機関から報告数の多い一般感染症(インフルエンザ・コロナ含まず)は以下の順でした。

①感染性胃腸炎 ②溶連菌感染症 ③RSウイルス感染症

 

先週から順位は変わりませんが、RSウイルス感染症はほぼ倍増(36→66人)となり、流行が急速に広がっています。当面は流行の拡大が続きそうです。

インフルエンザは減少しましたが、新型コロナはわずかに増加しました(183→190人)。

 

当院の状況ですが、今週3/11月~3/14木曜までで、感染性胃腸炎13人、インフルエンザ7人(A型0人、B型7人)、RSウイルス感染症5人、溶連菌感染症5人、ヒトメタウイルス感染症3人、新型コロナ2人、でした。今週は嘔吐を主体とした胃腸炎の児が多くなっています。


2024-03-07 感染症情報:更新しました

今週の、「大阪府感染情報センター」の報告から(2/26~3/3)、北河内地区の定点医療機関から報告数の多い一般感染症(インフルエンザ・コロナ含まず)は以下の順でした。

①感染性胃腸炎 ②溶連菌感染症 ③RSウイルス感染症

 

先週から順位は変わりませんが、RSウイルス感染症は前週から約3割増と急増ぶりが目立ちます。先週末には、大阪府からRSウイルス感染症が、大阪府の流行開始基準を上回り、流行期に入ったとのアナウンスがされています(リンク)。

 

インフルエンザ、新型コロナはいずれも2月以後は減少状況です。

 

当院の状況ですが、今週3/4月~3/7木曜までで、RSウイルス感染症9人、インフルエンザ7人(A型0人、B型7人)、感染性胃腸炎7人、新型コロナ6人、手足口病5人、溶連菌感染症4人、ヒトメタウイルス感染症3人、でした。今後、当地域でも、RSウイルス感染症の流行が広がりそうです。


2024-02-29 感染症情報:更新しました

今週の、「大阪府感染情報センター」の報告から(2/19~2/25)、北河内地区の定点医療機関から報告数の多い一般感染症(インフルエンザ・コロナ含まず)は以下の順でした。

①感染性胃腸炎 ②溶連菌感染症 ③RSウイルス感染症 ④咽頭結膜熱

 

先週からRSウイルス感染症と咽頭結膜熱が入れ替わりました。RSウイルス感染症は2週間で約4倍弱(8→15→28人)と急増しており、今後大きな流行になる可能性があります。

 

インフルエンザ、新型コロナは継続して減少しており、一旦終息が見えてきました。

 

当院の状況ですが、今週2/26月~2/29木曜までで、感染性胃腸炎10人、インフルエンザ6人(A型0人、B型6人)、ヒトメタウイルス感染症6人、溶連菌感染症5人、新型コロナ5人、RSウイルス感染症1人、でした。大阪府の報告では分類されず記載のない、ヒトメタウィルスが目立って増えてきています。