感染症情報(新型コロナウイルス含む)

毎週木曜更新:お休み時は除きます

2024-4-25 感染症情報:更新しました

今週の、「大阪府感染情報センター」の報告から(4/15~4/21)、北河内地区の定点医療機関から報告数の多い一般感染症(インフルエンザ・コロナ含まず)は以下の順でした。

①溶連菌感染症 ②感染性胃腸炎 ③RSウイルス感染症

 

溶連菌感染症が前週比4割超の急増となり(94→133人)、トップとなりました。感染性胃腸炎は減少、RSウイルス感染症は横ばいです(101→103人)。

 

インフルエンザは減少(53→41人)、新型コロナは微増(141→150人)でした。まだ市内では数か所、インフルエンザや胃腸炎による学級閉鎖が出ています。

 

当院の状況ですが、今週4/22月~4/25木曜までで、感染性胃腸炎9人、RSウイルス感染症8人、新型コロナ3人、アデノウイルス感染症3人、手足口病3人、溶連菌感染症2人、ヒトメタウイルス感染症1人、インフルエンザ1人(B型1人)、でした。毎年、春から夏にかけて流行する手足口病がこれから増えてくる可能性があります。 


2024-04-18 感染症情報:更新しました

今週の、「大阪府感染情報センター」の報告から(4/8~4/14)、北河内地区の定点医療機関から報告数の多い一般感染症(インフルエンザ・コロナ含まず)は以下の順でした。

①感染性胃腸炎 ②RSウイルス感染症 ③溶連菌感染症

 

8週連続で増加していたRSウイルス感染症はわずかに減少となりましたが(107→101人)、大阪府全体ではまだ増加が継続しており、峠を越えるのはもう少し先になる可能性があります。

インフルエンザ(193→56→53人)、新型コロナ(189→151→141人)とも減少傾向が鈍化しました。新学期が始まったのが原因と思われます。

当院の状況ですが、今週4/15月~4/18木曜までで、溶連菌感染症12人、RSウイルス感染症11人、感染性胃腸炎8人、新型コロナ3人、ヒトメタウイルス感染症6人、インフルエンザ2人(B型2人)、アデノウイルス感染症2人、でした。受診する児の半分以上は、4月に保育園デビューした児が、受診患者の半数以上を占めています。 


2024-04-11 感染症情報:更新しました

今週の、「大阪府感染情報センター」の報告から(4/1~4/7)、北河内地区の定点医療機関から報告数の多い一般感染症(インフルエンザ・コロナ含まず)は以下の順でした。

①感染性胃腸炎 ②RSウイルス感染症 ③溶連菌感染症

 

RSウイルス感染症は8週連続で増加しており、減少が続く溶連菌と順位が入れ替わりました。

インフルエンザは前週比7割減と減少が加速しており(193→56人)、終息に向かっています。前週、一旦増加に転じた新型コロは、今週は2割減でした(189→151人)。

 

当院の状況ですが、今週4/8月~4/11木曜までで、感染性胃腸炎11人、新型コロナ5人、ヒトメタウイルス感染症4人、RSウイルス感染症4人、溶連菌感染症3人、インフルエンザ1人(B型1人)、でした。ヒトメタやRSウイルスは、重症化して入院に至るケースもあり、注意が必要です。