感染症情報(新型コロナウイルス含む)

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2021-09-16 感染症情報(新型コロナウイルス含む):更新しました

新型コロナウイルス感染症に関して(主に大阪府HP(リンク)枚方市HP(リンク)から)、直近1週間(9/10~9/16)の枚方市居住者の新規感染者は265人で、2週続けて大きく減少しています(640→407→265人)。死亡者に関しては、今週3人がお亡くなりになりました。学校や園での感染拡大による休園休校は各地で続いています。デルタ株出現以前は、中学生以下の子どもの感染はほぼ家庭での親からの感染に限られていましたが、感染力の強いデルタ株が主流となり、子→子感染と考えられる事例も多くなっています。

 

大阪府全体のこの1週間(9/10~9/16)の新規感染者数は、+7131人で、こちらも大きく減少し、2週間で半分以下となりました(17297→12547→7131人)。本日時点の重症者総数は224人で、こちらもようやく減少に転じました(286→224人)。この1週間の新規死亡者数は45人で、前週46人とほぼ同レベルです。一方、10歳未満の子どもの感染者の全体に占める割合の増加が止まらず、今週は11%となりました(8.9→9.5→11%)。

今後の増減の指標となる「実効再生産数」(>1なら増加、<1なら減少)の直近の値(リンク)は大阪府で0.67(東京0.65、全国0.65)です。一旦は第5波は収束、となりますが、既に次の第6波の到来が確実視されています。一部の報道では、第5波を上回る規模になるとの予測もされています(リンク)。ご自身や家族を守り、安心して暮らすためにも、ワクチンの適応となる12歳以上の方は、是非コロナワクチン接種を強くお勧めします。枚方市内のワクチン予約はこちら(リンク)。

 

その他の一般感染症について、「大阪府感染情報センター」報告から(9/6~9/12)、北河内地区において多いものは以下の順です。

①感染性胃腸炎

②RSウイルス感染症

③溶連菌感染症

④手足口病・突発性発疹

 

相変わらず下痢嘔吐の胃腸炎とRSウイルス感染症が多いのですが、手足口病が前週比2倍超(7→15例)となり、当院でも数人診断する例が出ています。大阪府全体でも前週比約4割増でした。通例なら初夏から流行が始まる病気ですが、去年の夏は全く流行がなかったので、これから流行になる可能性があります。



2021-09-09 感染症情報(新型コロナウイルス含む):更新しました

新型コロナウイルス感染症に関して(主に大阪府HP(リンク)枚方市HP(リンク)から)、直近1週間(9/3~9/9)の枚方市居住者の新規感染者は407人で前週の640人から200人超の減少となりました。減少に転じるのは7月初め以来で約2か月ぶりです。ようやく感染者数はピークアウトしたようです。死亡者に関しては、前週3人がお亡くなりになりましたが今週はゼロでした。しかし市立病院の入院患者数は連日30人超が続いており(平時のコロナ病床26床、現在は42床まで臨時増床中)、医療体制は厳しい状況が続いています。

また、前週から新学期が始まり急増した休園休校の報告は、今週も相次いでおり、子どもの感染例が拡大しています。新学期早々に一旦休校になり、学校が再開直後にまた感染例が生じて再び休校になった、という学校もあります。

 

大阪府全体のこの1週間(9/3~9/9)の新規感染者数は、+12547人で、前週17297人からようやく減少となりました。こちらも2か月ぶりの減少です。一方、10歳未満の子どもの感染者の全体に占める割合はさらに増えて今週は9.5%(前週8.9%)と、約10人に1人が10歳未満となっています。本日時点の重症者総数は286人で、前週242人から40人超の増加となり、ハイペースでの増加が続いています(166→202→242→286人)。この1週間の新規死亡者数は46人で、前週31人から約1.5倍と急増しています(14→25→31→46人)。

今後の増減の指標となる「実効再生産数」(>1なら増加、<1なら減少)の直近の値(リンク)は大阪府で0.8(東京0.68、全国0.73)で、大阪府全体でも感染者数に関してはピークアウトしましたが、重症者数、死亡者数は増加状況であり、医療危機はより深刻な状況です。緊急事態宣言も9月30日までの延長が決まりました。また数か月後にはコロナ第6波がくると予想され、コロナ禍は当面続くのは間違いないですが、その中でもご自身や家族を守り、安心して暮らすためにも、是非コロナワクチン接種を強くお勧めします。枚方市では、12歳以上のワクチン予約が開始しています(予約はこちら)。

 

その他の一般感染症について、「大阪府感染情報センター」報告から(8/30~9/5)、北河内地区において多いものは以下の順です。

①感染性胃腸炎

②RSウイルス感染症

③溶連菌感染症

④突発性発疹

⑤手足口病

 

当院でも最近で一番多いのは嘔吐や下痢症状で来院される感染性胃腸炎のお子様です。一部の園でも流行がみられ、また家族内で広がるケースもみられます。RSウイルス感染症も一時よりは減ったとはいえ、一部の園ではまだ小さな流行が起こっています。


2021-09-02 感染症情報(新型コロナウイルス含む):更新しました

新型コロナウイルス感染症に関して(主に大阪府HP(リンク)枚方市HP(リンク)から)、直近1週間(8/27~9/2)の枚方市居住者の新規感染者は640人で前週の514人から100人超増加しました。この1週間で1日あたり新規感染者100人超が3度もあり、増加が止まりません。またこの1週間で死亡者が3人あり、8月の死亡者ゼロが続いていましたが、今後死者数も増加する可能性があります。一方で、子どもの感染者数も激増しており、枚方市HPでは新学期が始まってから休園休校の報告が相次いでいます。

 

大阪府全体のこの1週間(8/27~9/2)の新規感染者数は、+17297人で、前週16925人から372人の増加と、増加ペースは鈍化しています。一方でこの4週間で10歳未満の子どもの感染者の全体に占める割合の変化は、6.3→6.7→7.2→8.9%であり、子どもの感染者数の増加が顕著です。本日時点の重症者総数は242人で、前週の202人から40人の増加でした。この1週間の新規死亡者数は31人で、前週25人から約2割増加しています。9月1日の死者12人、2日の死者8人と、急に増加が目立ち始めています。今後の増減の指標となる「実効再生産数」(>1なら増加、<1なら減少)の直近の値(リンク)は大阪府で1.02(東京0.79、全国0.88)で、東京は減少局面となり、東京よりおくれて第5波に入った大阪でも、9月1日に一日過去最高となる3000人超の感染者数となったものの、まもなく峠を越しそうです。一方で、医療ひっ迫に直接関連する重症者数は当面高水準が続き、医療危機もまだしばらくは続く見込みです。自宅での死亡といった事例が相次ぎ、野戦病院構想も具体化しており、また子どもの感染者急増といった新たな難題も出てきています。まさに大災害状況といってよく、各自の感染予防のための行動を徹底する必要があります。9月12日までとされる緊急事態宣言も大阪では延長となる可能性が高いです。

 

その他の一般感染症について、「大阪府感染情報センター」報告から(8/23~8/29)、北河内地区において多いものは以下の順です。

①感染性胃腸炎

②RSウイルス感染症

③突発性発疹 

 

お盆休みが本格的に明けて全体の報告数も増加しました(147→188人)。当院周辺でも、RSウイルス感染症が相変わらず多いのと、嘔吐や下痢で来院される、いわゆる感染性胃腸炎の児も増えています。