カテゴリ:ご挨拶・ご案内



2024/08/26
過去、子宮頸がんワクチン(以下HPVワクチン)の対象でありながら接種を見送られた方(対象は平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性、1or2回接種して中断された方を含む)に対する救済措置である無料のワクチン接種(キャッチアップ接種といいます)は、来年3月31日に終了します。その期限までに、3回のワクチン接種を済ませる必要があり、そのためには、今年9月中に少なくとも1回目の接種を受ける必要があります。来年4月以後は、有料(自費で数万円)となりますので、対象となる方は、是非接種を受けてください。 ※キャッチアップ接種に関する厚労省HPはこちら(リンク)。 また、キャッチアップ接種制度が始まる前に、HPVワクチンの重要性を認識されて、自費で接種を受けられた方(平成9年4月2日~平成17年4月1日生まれの女性)に対する、費用の全額助成制度も、来年3月31日で終了します。その手続きに関しては、枚方市のHPにありますので(リンク)、対象の方は、是非手続きを期限までに済ませてください(数万円の自己負担分が戻ります)。接種を受けた医療機関の証明書も必要ですので、過去、自費で接種受けられた方は、その医療機関に問い合わせてください。当院で接種された方は、当院まで連絡をください(電話072-854-0413)。 日本では、子宮頸がんの新規患者数が約1万人/年、死亡数が約3千人/年で、年々増加傾向にあり、しかもその発症年齢のピークが30代後半と、若い世代の女性の健康と人生に深刻な影響をもたらす病気です(リンク)。一方、HPVワクチンを積極的に推奨してきた国では、子宮頸がんの罹患数がその効果で明らかに減少しており、その結果、接種が一時期止まっていた日本では、先進国7か国(G7)中、子宮頸がんの発症率、死亡率ともに、最悪となっています(リンク)。これはもはや、大げさではなく、国家的危機、といってもよい状況です。 最近は、当院でも、徐々にHPVワクチン接種をされる方が増えて来ていますが、まだまだ十分ではありません。今だに、HPVワクチンは怖いワクチン?と、誤解されたままの方が多いのがその一因ですが、HPVワクチンの重要性と安全性は、世界的にみても明らかであることを知っていただき、一人でも多くの方に接種を受けていただきたいと考えています。 また、周囲のお知り合いに、上記対象となる方がおられましたら、是非教えてあげてください! 以下はキャッツアップ接種に関する報道・情報動画です。 NHK HPVワクチンの無料キャッチアップ接種 今年度末まで(リンク) 枚方市香里ケ丘の小児科 保坂小児クリニック
2024/08/04
休診期間は、8月11日(日曜)~8月18日(日曜)です。同じ期間、病児保育室くるみもお休みとなります。8月19日(月曜)から診療再開となります。ご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。 枚方市香里ケ丘の小児科 保坂小児クリニック
2024/04/28
3月上旬に、BCGワクチンの供給不足から新規予約を一旦停止します、とアナウンスしましたが、4月に入り、供給状況が改善され、予約もほぼ通常通りとれるようになりましたので、予約制限は解除させていただきます。 枚方市香里ケ丘の小児科 保坂小児クリニック
2024/03/31
令和5年4月1日から、定期接種ワクチンについて、以下の2つの新しいワクチンが導入されます。いずれも生後2か月児より接種対象となるワクチンです。...
2024/03/19
定期接種のMRワクチンの出荷制限が生じており、現在、不定期に少量しか入荷されず、当面の需要に供給が追い付かなくなっています。 そのため、MRワクチンの新規予約を制限せざるを得ない状況です。予約の際に、その時点で当院の在庫がない状況であれば、その時点では予約をお断りする場合もありますので、ご了承ください。...
2024/01/04
あけましておめでとうございます。 年明け早々、地震や飛行機事故で亡くなられた方にお悔やみ申し上げるとともに、被災されたりケガで大変な状況にある方々にお見舞い申し上げます。...
2023/07/17
毎年、夏休み開始前後に合わせて始まる「こどもの事故防止週間」が始まりました。去年までは、消費者庁から啓発が行われていましたが、今年からは、4月に発足したこども家庭庁から案内がされています。今年のテーマは、「置き去り事故をゼロに」(リンク)。...
2023/03/31
令和5年4月1日から、定期接種ワクチンについて、以下の変更点があります。...
2022/11/05
子宮頸がんワクチン(以下HPVワクチン)に関して、約9年間続いた「積極的な推奨の差し控え」という措置が、今年4月に解除となってから、HPVワクチンの接種希望者が当院でも増えています。...
2022/04/08
子宮頸がんワクチン(以下HPVワクチン)に関して、2013年6月から約9年間続いた「積極的な推奨の差し控え」という措置が、今年4月にようやく解除となりました。定期接種の対象は、小学6年~高校1年の女性ですが、「積極的推奨の差し控え」のため、接種の機会を逃した人(平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれの女性)も、無料の接種対象と明記されており(キャッチアップ接種といいます、厚生労働省HPへのリンクはこちら)、該当される方は、是非、この機会に、HPVワクチンの接種を受けてください(令和7年3月31日までの時限措置です)。 また、過去、ワクチンの重要性を認識し、自費でHPVワクチンを受けられた方に対して、接種時の費用が償還払いされる予定となっています。具体的な日程は、各市町村に任されており、現時点では、枚方市では、該当HPに、「秋頃を予定しています」と記載されています(リンクはこちら:「HPVワクチンの接種を自費で受けた人に対する償還払いについて」のところ)。また詳細が決まれば、当院HPやLINEアカウントでも通知する予定です。 HPVワクチンの高い有効性と安全性は、国内外で検証・確認されています。子宮頸がんとはどういう病気か、なぜHPVワクチンが必要なのか、については、日本産婦人科学会HPに詳しい解説があるので、まだ迷っている方は是非一読をお勧めします。掲載された図やグラフを見るだけでも十分に理解が進むと思います(リンク)。 枚方市香里ケ丘の小児科 保坂小児クリニック

さらに表示する