将来ママになる人は要注意:全国で女性の梅毒患者が急増、大阪では6年で50倍に

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近年激増する梅毒患者が社会問題となっていますが、最新の発表によると、大阪府内では2017年度は過去最高となり、特に女性は6年前から50倍近くに急増しています。また女性患者332人中、20代女性が197人と約60%を占めています。梅毒は、妊婦が罹患すると、死産や先天梅毒といわれる障害のリスクがあるため、将来母親となる若い女性における梅毒のまん延は、生まれてくる赤ちゃんの一生を左右する極めて深刻な問題でもあります。実際に、先天梅毒の報告数も近年増加していることが指摘されています(国立感染症研究所のHPから:リンクはこちら)。梅毒の症状は、感染部位のしこり、リンパ節の腫れ、手の平や足の裏から全身に広がる赤い発疹などがあります。梅毒急増の原因は不明とされていますが、まずは個人個人の心がけが重要です。気になる症状や心配がある方は、例えば枚方市保健所が、無料・匿名で、HIV検査と一緒に梅毒検査を行っているので、ご利用をご検討ください(枚方市HPから:リンクはこちら)

 

枚方市香里ケ丘の小児科 保坂小児クリニック