カテゴリ:予防接種



2023/03/31
令和5年4月1日から、定期接種ワクチンについて、以下の変更点があります。...
2022/11/05
子宮頸がんワクチン(以下HPVワクチン)に関して、約9年間続いた「積極的な推奨の差し控え」という措置が、今年4月に解除となってから、HPVワクチンの接種希望者が当院でも増えています。...
2022/04/08
子宮頸がんワクチン(以下HPVワクチン)に関して、2013年6月から約9年間続いた「積極的な推奨の差し控え」という措置が、今年4月にようやく解除となりました。定期接種の対象は、小学6年~高校1年の女性ですが、「積極的推奨の差し控え」のため、接種の機会を逃した人(平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれの女性)も、無料の接種対象と明記されており(キャッチアップ接種といいます、厚生労働省HPへのリンクはこちら)、該当される方は、是非、この機会に、HPVワクチンの接種を受けてください(令和7年3月31日までの時限措置です)。 また、過去、ワクチンの重要性を認識し、自費でHPVワクチンを受けられた方に対して、接種時の費用が償還払いされる予定となっています。具体的な日程は、各市町村に任されており、現時点では、枚方市では、該当HPに、「秋頃を予定しています」と記載されています(リンクはこちら:「HPVワクチンの接種を自費で受けた人に対する償還払いについて」のところ)。また詳細が決まれば、当院HPやLINEアカウントでも通知する予定です。 HPVワクチンの高い有効性と安全性は、国内外で検証・確認されています。子宮頸がんとはどういう病気か、なぜHPVワクチンが必要なのか、については、日本産婦人科学会HPに詳しい解説があるので、まだ迷っている方は是非一読をお勧めします。掲載された図やグラフを見るだけでも十分に理解が進むと思います(リンク)。 枚方市香里ケ丘の小児科 保坂小児クリニック
2022/04/01
1年以上前から続いていた、日本脳炎ワクチンの供給制限のため、1回目と2回目の接種の方を優先していましたが、その後、供給状況が改善したとのことで、4月から、3回目(1期追加)・4回目(2期)・特例対象(リンク)の方への接種制限を解除します。日本脳炎ワクチンの予約は、窓口か、電話072-854-0413 まで連絡ください。 以下、注意点です。...
2022/01/28
おたふくかぜワクチンがようやく安定して供給されるようになりましたので、受付を再開します。一般的な接種時期は、1歳直後と、小学校入学前(年長児)の2回です(2回とも定期接種のMRワクチンと同じタイミングですので、同時接種をお勧めしています)。接種ご希望の方は、当院窓口か電話(072-854-0413)で予約してください。既に他のワクチンを予約されており、そのワクチンと同時接種をご希望される場合は、その旨をお申し付けください。当院でも、ワクチン接種の際に、母子手帳を確認して、接種時期に該当すると判断した方は、お声がけさせていただきます。 おたふくかぜは、罹患すると数百人に1人の割合で難治性難聴になるリスクがあり、日本以外の先進国では、おたふくかぜワクチンは定期接種に位置づけられるとても大切なワクチンです。全てのお子様に必須、とご理解くださいね。 枚方市香里ケ丘の小児科 保坂小児クリニック
2021/08/20
コロナワクチン接種者には、これまでのところ、大阪府内で重症者や死亡者がゼロであることが発表されました(リンク)。現在のコロナワクチンの強力な効果が証明され、改めて、コロナワクチンの接種を推進することが大変重要であることが示されました。また、俳優の千葉真一さんが新型コロナでお亡くなりになったそうですが、ワクチンは未接種だったとのことです(リンク)。 一方、東京都では2人の方が「ワクチン2回接種後のコロナ感染で死亡」という報道もみられますが(リンク)、現在まですでに国内で約5000万人が2回接種済みであり、極めて稀な出来事です。ワクチンを躊躇している人は、ワクチンの有効性と、コロナにかかった時の怖さを改めて理解していただき、一人でも多くの人にワクチンを受けて欲しいと思います。 枚方市香里ケ丘の小児科 保坂小児クリニック
2021/01/18
唐突ですが、日本脳炎ワクチンの製造が一時停止となり(リンク)、全国の医療機関への供給制限が始まってしまいました。供給が戻るのは今年12月の見込みとのことです。...
2020/09/13
来月10月からワクチンの規則が2点、変更になります。 ①令和2年8月1日生まれ以後の児より、ロタウイルスワクチンが10月1日から定期接種(無料)になります(7月末までに生まれた方は、残念ながら対象外です:例えばロタワクチン1回目が9月で2回目を10月に、という方は対象外になります)。...
2020/04/20
現在、新型コロナウイルス感染症への対応として、不要不急の外出制限が求められていますが、乳幼児期のワクチン(予防接種)は、不要不急の外出には該当しないとされています。逆に、これらのワクチンは、これまで通り、きちんと予定を立て効率よく受けていただく必要があります。ワクチン接種を少しでも効率よく受けるために知っておいてほしいことは、日本脳炎ワクチンが生後6カ月から受けることが可能である、という点です。 日本脳炎ワクチンの『標準的な』接種は3歳から、とされています。その理由は、長年、日本脳炎を発症する年齢は3歳以上で、3歳未満で発症することはないだろう、と考えられていたからです。しかし、近年、3歳未満でも発症する例がみられるようになりました(高知県で2009年に1歳児、沖縄県で2011年に1歳児、千葉県で2015年に生後11か月児)。それを受けて、現在、日本小児科学会では、地域によっては、生後6カ月からのワクチン接種を推奨しています(リンクはこちら)。それに合わせて、生後6カ月からの日本脳炎ワクチンを推奨する小児医療機関が増えてきています。 日本脳炎は、主に夏季に蚊を媒介して発症する疾患であり、地球温暖化により蚊の活動が活発化しリスク地域が広がる傾向があること、国内外の人の移動が盛んになりリスク地域へ移動・移住する機会が増えること、などから、当地域においても、生後6カ月から接種を行う意義は十分ある、と考えています。 また、生後6カ月から日本脳炎ワクチンを始めることで、以下のような多くのメリットがあります。 ①0~1歳の時期は接種を要する他のワクチンが多数あり、時期が合えば同時接種で来院回数を減らすことができる。 ②3歳以後から開始の場合だと、日本脳炎ワクチン接種のためだけの来院となるが、それが不要になる。 ③3歳からの日本脳炎ワクチンをうっかり忘れる方が少なからずあり、そのような接種もれを防止できる。 ④3~4歳児は、最もワクチン注射を怖がる年齢で、接種前から大泣きしたり暴れたりしがちだが、それを回避できる。 ⑤当院のワクチン枠をより多くの方が使えるようになり、有効利用できる。 ⑥現在、緊急事態宣言のもと外出自粛が当分続くが、来院回数を減らせることでその目的にもかなう。 6カ月から開始することによるワクチンの効果は、3歳から開始する場合と同等です(むしろ早くすることで予防も早くできます)。日本脳炎ワクチンの4回目(2期接種といいます)は、これまで通り、9~12歳で行いますので、長期的効果も同等と考えてください。既に3歳になってから日本脳炎ワクチンを受けられた方は、特に新たな対応は必要ありません。 6カ月から接種される場合には、1例として以下のようなスケジュールとなります(他のワクチンの進行具合により別スケジュールもあります) ①6カ月~7か月:日本脳炎(1回目)と、B型肝炎(3回目)の同時接種 ②1歳:日本脳炎(2回目)と、MR・水痘・おたふくかぜ(以上1回目)ヒブ・肺炎球菌(以上4回目)の同時接種 ③1歳半:日本脳炎(3回目)と、四種混合(4回目)水痘(2回目)との同時接種 以上のように、日本脳炎ワクチンの生後6か月からの接種は、メリットが多い、と考えておりますが、もちろん、3歳からの接種をご希望の方には、そのように対応させていただきます。一方、これまで、他院等から、「3歳から接種しましょう」と説明を受けてきた方が、上記をお読みになり、それじゃあ早めに受けます、とか、次の他のワクチンと一緒に受けます、等のご希望があれば、そのように対応します。診察室でも、母子手帳を見て、適応ある方がおられれば、その旨、説明させていただきます。ご希望やご質問ある方は、医師または窓口、電話でご相談ください。 枚方市香里ケ丘の小児科 保坂小児クリニック
2018/06/05
日本小児科学会HPから:リンクはこちら 日本小児科学会は、日本の小児科医のほとんどが加盟する、小児医療に関する国内最大の学術団体です。この日本小児科学会が発するメッセージは、日々進歩する小児医療の最新情報であり、全ての小児科医が認識すべき診療指針でもあります。...

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