感染症情報2024年第15週

2024-04-18 感染症情報:更新しました

今週の、「大阪府感染情報センター」の報告から(4/8~4/14)、北河内地区の定点医療機関から報告数の多い一般感染症(インフルエンザ・コロナ含まず)は以下の順でした。

①感染性胃腸炎 ②RSウイルス感染症 ③溶連菌感染症

 

8週連続で増加していたRSウイルス感染症はわずかに減少となりましたが(107→101人)、大阪府全体ではまだ増加が継続しており、峠を越えるのはもう少し先になる可能性があります。

インフルエンザ(193→56→53人)、新型コロナ(189→151→141人)とも減少傾向が鈍化しました。新学期が始まったのが原因と思われます。

当院の状況ですが、今週4/15月~4/18木曜までで、溶連菌感染症12人、RSウイルス感染症11人、感染性胃腸炎8人、新型コロナ3人、ヒトメタウイルス感染症6人、インフルエンザ2人(B型2人)、アデノウイルス感染症2人、でした。受診する児の半分以上は、4月に保育園デビューした児が、受診患者の半数以上を占めています。