感染症情報2025年第20週

2025-05-22 感染症情報:更新しました

今週の、「大阪府感染情報センター」の報告から(5/12~5/18)、北河内地区の定点医療機関から報告数の多い一般感染症(インフルエンザ・コロナ含まず)は以下の順でした。

①感染性胃腸炎 ②溶連菌感染症 ③伝染性紅斑(りんご病)

 

GW終了翌週となり感染症全体の報告数が約1.5倍となりました。特に目立つのがりんご病(伝染性紅斑)で、前週から2.5倍(12→30人)と急増しています。ほっぺたがりんごのように赤くなる病気ですが、四肢も同様に赤くなることが多く、また発疹はかゆみを伴うこともあります。

 

当院の状況は、今週5/19月~5/22木の期間、感染性胃腸炎20人、アデノウイルス咽頭炎6人、りんご病2人、コロナ2人、溶連菌感染症1人、でした。当院周辺ではアデノウイルス陽性例が増えています。