感染症情報2025年第35週

2025-09-04 感染症情報:更新しました

今週の、「大阪府感染情報センター」の報告から(8/25~8/31)、北河内地区の定点医療機関から報告数の多い一般感染症(インフルエンザ・コロナ含まず)は以下の順でした。

 

①感染性胃腸炎 ②伝染性紅斑(りんご病)③RSウイルス感染症 ④溶連菌感染症

 

今回、一般感染症で最も増加したのは、RSウイルス感染症で、前週から約2倍(16→33人)となりました。流行が今後さらに広がる可能性があります。また、前回急増した新型コロナは横ばいだった一方、インフルエンザが約3倍に増加しました(7→21人)。

 

当院の状況は、今週9/1月~9/4木の期間、感染性胃腸炎7人、新型コロナ4人、RSウイルス感染症2人、手足口病2人、溶連菌感染症2人、伝染性紅斑(りんご病)2人、百日咳1人、手足口病1人、でした。先週新学期が始まり早速1週間経過しましたが、市内の小学校で、インフルエンザと新型コロナによる学級閉鎖がそれぞれ1件ずつ発生しています。今後の地域への流行拡大が懸念されます。