風疹流行を受け人気漫画「コウノドリ」の風疹エピソードが無料公開中!

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流行が続く風疹は今年の患者数が1,100人を突破して昨年度の12倍となり、9月以後は毎週100人以上の患者数を記録、そして感染者の多くが、風疹ワクチンを受けていない世代である30歳~50歳の男性です(産経新聞のリンクはこちら)。風疹感染で最大の問題は、妊婦さんが風疹に感染すると、白内障・難聴・心臓奇形などの障害をもつ赤ちゃんが生まれることです。そのため、妊婦さんの周囲にいる人(夫、パートナーや職場の同僚)がまず風疹にかからないようにする必要があります。その風疹の予防に最も有効なのは、ワクチンを受けることです(ただし妊娠中はワクチンを受けることができません)。

風疹流行の非常事態を受け、ドラマ化もされた人気漫画「コウノドリ」の、風疹に関する3つのお話が無料公開されました(10月24日まで)。妊娠中に風疹にかかった母親から生まれてきたこどもの様子や、妊婦さんの周囲にいる成人男性が風疹ワクチンを受けることがいかに重要であるかにつき、わかりやすく感動的に表現されていますので、是非一読して風疹予防への理解を深めて頂きたいと思います(リンクはこちら)

現在、枚方市をはじめ多くの自治体で、風疹の抗体チェック及びワクチン費用を助成する事業を行っており(枚方市HPのリンクはこちら)、当院をはじめ多くの医療機関で対応しておりますので(市内の対応医療機関一覧のリンクはこちら)、該当される方はぜひご検討ください。

 

枚方市香里ケ丘の小児科 保坂小児クリニック